20芸術学特論(2)
講義 光の痕跡としての写真 痕跡の系譜 痕跡と影絵(シルエット) 幕末の影絵:谷文晁と落合芳幾 裏切る影絵:高松次郎「影のドローイング」(ART FAIR TOKYO 2017 作品紹介 | 高松次郎 | NUKAGA GALLERY デスマスク デス・マスクの型取りもまた、再現の過程…
講義 複製技術論 美術作品と複製 ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』などに所収) 芸術作品=「いま・ここ」の一回性→「アウラ(霊気)」の根源 機械的に複製された芸術作品…
講義 写真:アイコン=インデックス的記号 遺影写真:痕跡と記憶 肖像の〈遺影化〉の儀礼 観者が像主に愛情、尊敬などの感情を抱いていることを表明していること→肖像の〈遺影化〉の儀礼 明治天皇の肖像写真=「御真影」 写真の「物神化」(フェティッシュ化…
講義 痕跡論補遺 歌舞伎の押隈/宮武外骨の「無機械写真法」 ネット時代の聖像:「神の慈しみ」 観相学(フィジオノミー)と影絵 写真と芸術 近代における「芸術」概念=「歴史や文化から自立した『作者』が、徹底的な自己批判を通じて創り出す独創的で自律…
講義 光の痕跡としての写真 痕跡の系譜 素描/絵画(塑像)の起源神話 「コリントスの都市シキュオンにおいて陶器を作っていたブタデスという人物がいた。その娘は、ある青年に恋をしていた。その青年が外国へ行こうとしていたとき、彼女はランプによって投…
講義 写真と痕跡 アイコン=インデックス的記号としての写真――パース アイコン的記号/インデックス的記号/シンボル的記号(C・S・パースによる記号の三分類) インデックス的記号=対象物との物理的因果関係に基づく記号 写真、特にスナップ写真は非常に…
補遺:鳩山郁子『ダゲレオタイピスト―銀板写真師』 写真と複数性 複製技術=再生産(reproduction)と複数生産(multiple) ネガ=ポジ法とは:版画・印刷・印画(プリント・カルチャー) ガラス・ネガを使用した湿式コロディオン法(湿板写真)と鶏卵紙(ア…
講義 ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット 写真集『自然の鉛筆 Pencil of Nature』(1844-46) https://www.metmuseum.org/art/collection/search/267022 The Project Gutenberg EBook of The Pencil of Nature by William Henry Fox Talbot 『自…
講義 イポリット・バヤール 《水死体としての自写像》 ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット Henry Fox Talbot - Wikipedia The Fox Talbot Museum at Lacock | National Trust Google マップ https://www.metmuseum.org/toah/hd/tlbt/hd_tlbt.htm …
講義 本の紹介 ジル・モラ『写真のキーワード―技術・表現・歴史』 写真術の「発明」 原写真家たち ジェフリー・バッチェン『写真のアルケオロジー』 ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールとダゲレオタイプ 銀板の輝きと一点性 物質性と触覚 ダゲールによる写真…
講義 写真前史 カメラ・オブスキュラ補足 高谷史郎「明るい部屋」 カメラ・オブスキュラの思想史 ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜―視覚空間の変容とモダニティ (以文叢書)』 目の外部化 カメラ・ルシーダ カメラ・ルシダ - Wikipedia NeoLucida デイヴ…
講義 写真前史 カメラ・オブスキュラ(「カメラ・オブスクラ」とも) カメラ・オブスキュラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味。暗い部屋に、小さな穴(ピンホール)から光が差し込むと、外の明るい世界が上下左右逆に映るという原理は紀元前から知られ…
講義 写真以前/アナログ写真/デジタル写真 デジカメの市場推移 一眼レフ、ミラーレス、コンパクト/monoxデジカメ比較レビュー もしも今の子どもたちがフィルム式コンパクト・カメラを手にしたら https://www.youtube.com/watch?v=DDtWxURLlPk ダゲレオタイ…
芸術学特論(2) オン・デマンド講義 講義概要 同志社大学 シラバス検索/検索結果/芸術学特論(2) 写真と複製技術 1839年に発表された写真術という新たな技術は,人の視覚の様態を根底から覆した。映画,テレビ,コピー,さらにはデジタル・カメラやデジ…