2021-11-25 デザイン論特講 第8回 21デザイン論特講 告知 002 – UNPOPULAR POP Facebook UNPOPULAR POP 002 第1回〈もじ〉の境目——三重野龍 - YouTube←12月3日の配信場所 www.youtube.com 講義 さまざまな「カルチャー」 ハイ・カルチャー=高級文化 ドミナント・カルチャー=ある共同体の主流を占める文化。しばしばハイ・カルチャーと同義だが、対義語はサブカルチャーになる。 ロー・カルチャー=低級文化。被支配者層の文化 ポピュラー・カルチャー=民衆文化。近代に限らない。 マス・カルチャー=大衆文化。多くの人達のために大量に作られる文化。複製技術を前提にする。 ポップ・カルチャー=ポピュラー・カルチャーと同義にも用いられることもあるが、つかの間の流行といった意味も持つ。 サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。 室井尚「インスタグラマーはどんな羊の夢を見るか」(『ポップカルチャー・ワールド概念を用いたポップカルチャー美学の構築に関わる基盤研究』) サブカルチャーから「文化」を考える サブカルチャーとは - コトバンク サブカルチャー - Wikipedia Facebook 衣装の諸機能 実用的機能 美的機能 象徴的/記号的機能 ピエール・ボガトゥイリョフ『衣裳のフォークロア』 コスチューム/ファッション/ストリート・スタイル モッド・サブカルチャー モッズ - Wikipedia
2021-11-22 芸術学特論2 第9回 21芸術学特論2 告知 002 – UNPOPULAR POP Facebook https://www.instagram.com/mienoryu/?hl=ja 日本記号学会第41回大会「自然と文化のあいだ──「生命」を問いなおす vol.2」特設ページ – 日本記号学会ウェブサイト 講義 写真と痕跡 アイコン=インデックス的記号としての写真――パース アイコン的記号/インデックス的記号/シンボル的記号(C・S・パースによる記号の三分類) インデックス的記号=対象物との物理的因果関係に基づく記号 写真、特にスナップ写真は非常に有益である。というのは、それらが表意している対象にある点でまったくよく似ているということをわれわれが知っているからである。しかしこの類似性というのは、写真が一点一点物理的に自然と対応するよう強いられるという状況のもとで作られたという事実によるものである。そういう点で、それらは記号の第二のクラスつまり物理的結合による記号のクラスに属する。(チャールズ・サンダース・パース『記号学 (パース著作集)』、内田種臣訳、勁草書房、1986) アイコン→メタファー(隠喩)、インデックス→メトニミー(換喩) 瀬戸賢一『メタファー思考 (講談社現代新書)』 呪術の二類型 類感呪術=「似たものは似たものを生み出す」 「類似の法則」=アイコン的、メタファー的な関係 感染呪術=「かつてお互いに接触していたものは、その後、物理的な接触を持たなくなったのちも、引き続きある距離を置きながら互いに作用しあう」 「接触の法則」=インデックス的、メトニミー的な関係 サー・ジョージ・ジェームズ・フレーザー『図説 金枝篇』 写真映像の存在論――バザン 画家という人間の存在ゆえに、絵画には疑いがつきまとった。〔…〕絵画と比べた場合の写真の独創性は、その本質的な客観性にある。〔…〕対象となる事物とその表象のあいだに、もうひとつの物以外に何も介在しないという事態が初めて生じたのだ。外部世界のイメージは初めて、人間の創造的介入なしに、動かしがたいプロセスに従って自動的に得られるようになった。〔…〕写真は花や雪の結晶のような「自然」現象として私たちに働きかける。〔…〕写真は事物からその写しへと、実在性が譲り渡されることの恩恵に浴している。〔…〕ボケていたり、変形や変色が生じていたり、資料的価値がなかったりするかもしれないが、しかし写真はその生成過程からして、モデルの存在自体に根ざしている。写真とはモデルそのものなのだ。 〔…〕デスマスクもまた、一種の自動的な再現技術ではあるからだ。その意味で写真は、光による刻印の技術とみなすことができただろう。(アンドレ・バザン『映画とは何か(上) (岩波文庫)』) 写真=「コードのないメッセージ」――バルト 写真のメッセージの中身は何だろうか。写真は何を伝えるのだろうか。当然、光景そのもの、そのものずばりの現実である。〔……〕現実そのものから写真に写すにあたって、現実を単位に細分して、それを写真が読むべきものとして与える対象とは素材の異なる記号として再構成する必要はまったくない。このオブジェと映像の間に中継物、すなわちコードを設定する必要はまったくない。たしかに映像は現実のものではない。しかし少なくともその完璧なアナロゴン〔相似物〕であって、常識的に写真を構成するのはまさしくこの類似の完全性なのである。こうして写真映像の特殊な位置づけがでてくる。写真はコードのないメッセージであるという位置である。(ロラン・バルト「写真のメッセージ」『映像の修辞学 (ちくま学芸文庫)』、あるいは『第三の意味―映像と演劇と音楽と) 「それは=かつて=あった」 「写真」が数かぎりなく再現するのは、ただ一度しか起こらなかったことである。〔……〕写真は、「ほら、これです、このとおりです!」と言うだけで、ほかのことは何も言わない。写真は哲学的に変換する(言葉にする)ことはできない。〔……〕「写真」は何か目の前にあるものを指さすのであって、そうした純粋に指呼的な言語活動の域を脱することができない。(10) 私が《写真の指向対象》と呼ぶものは、ある映像またはある記号によって指し示されるものであるが、それは現実のものであってもなくてもよいというわけではなく、必ず現実のものでなければならない。それはカメラの前に置かれていたものであって、これがなければ写真は存在しないであろう。〔……〕絵画や言説における模倣とちがって、「写真」の場合は、事物がかつてそこにあったということを決して否定できない。〔……〕それゆえ、「写真」のノエマ〔現象学的な本質〕の名は、つぎのようなものとなろう。すなわち、《それは=かつて=あった》、あるいは「手に負えないもの」である。〔……〕それはかつてそこにあった、がしかし、ただちに引き離されてしまった。それは絶対に、異論の余地なく現前していた。がしかし、すでによそに移され相異している。 写真とは文字どおり指向対象から発出したものである。そこに存在した現実の物体から、放射物が発せられ、それがいまここにいる私に触れにやって来るのだ。〔……〕私は、かつて存在したものがその直接的な放射物(その光)によって実際に触れた写真の表面に、こんどは私の視線が触れにいくのだと考えるとひどく嬉しくなる(あるいは暗い気持ちになる)〔……〕(ロラン・バルト『明るい部屋―写真についての覚書』) ロザリンド・クラウス――指標論 あらゆる写真は、光のもろもろの反映を感光紙の表面上に転写した物理的痕跡なのである。写真はそれ故、イコン〔アイコン〕つまり視覚的類似の一種であるが、対象に対し指標〔インデックス〕的関係を持っているのである。真のイコン〔アイコン〕との隔たりを写真が感じさせるのは、この完全に物理的な生成によってである。つまり、大抵の絵画の描写的再現=表象の中で作用している組織的配列とか象徴的な意味の介在といったプロセスの入り込む余地を与えない、もしくはそうしたプロセスを短絡させるように見える、全くの物理的生成によってである。(ロザリンド・クラウス『オリジナリティと反復―ロザリンド・クラウス美術評論集』) 痕跡の系譜 絵画の起源神話 「コリントスの都市シキュオンにおいて陶器を作っていたブタデスという人物がいた。その娘は、ある青年に恋をしていた。その青年が外国へ行こうとしていたとき、彼女はランプによって投げられた彼の顔の輪郭を壁の上に描いた。この素描を基にして、父ブタデスは、塑像を作った」(大プリニウス『博物誌』)。 痕跡と影絵(シルエット) 「私が観相学上の知識を多く得たのは、他の如何なる肖像画よりも、純然たる影絵の方からである。観相学は影絵以上に客観的真実性を裏づける確かな証拠を持たない。なぜなら、影絵は、自然から直接に型取りしたものであるから」(J・C・ラーファター『観相学断片』)。 幕末の影絵:谷文晁と落合芳幾 裏切る影絵:高松次郎「影のドローイング」
2021-11-19 基礎演習 第8回 21演習 美術史の方法・基礎文献 様式史:ハインリッヒ・ヴェルフリン『美術史の基礎概念―近世美術における様式発展の問題』 イコノロジー:エルヴィン・パノフスキー『イコノロジー研究〈上〉 (ちくま学芸文庫)』 社会史:マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)』
2021-11-19 英書講読 第8回 21英書講読 参考 タイルホコラツーリズム ――信仰を観光する 中村 裕太(美術家)|Column|AMeeT 谷本研+中村裕太、タイルとホコラとツーリズム/タイルとホコラとツーリズム season2《こちら地蔵本準備室》/タイルとホコラとツーリズム season3《白川道中膝栗毛》/タイルとホコラとツーリズム season4《一路漫風!》、タイルとホコラとツーリズム season5 《山へ、川へ。》
2021-11-18 デザイン論特講 第7回 21デザイン論特講 講義 「文化」とはなにか? 意味とコンテクスト:「石」を例にして 石×床の間(弄石趣味)=水石 日本水石協会 つげ義春「無能の人」1985~86年(『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』) 竹中直人監督『無能の人 [DVD]』 モノと分類学 ミシェル・フーコー『言葉と物―人文科学の考古学』 日本水石協会 - 水石について つげ義春「無能の人」1985~86年(『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』) 【漫画】つげ義春「日本の前衛漫画作家の代表格」 - Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典・データベース 竹中直人監督『無能の人』 映画「無能の人」劇場予告 さまざまな「カルチャー」 ハイ・カルチャー=高級文化 ドミナント・カルチャー=ある共同体の主流を占める文化。しばしばハイ・カルチャーと同義だが、対義語はサブカルチャーになる。 ロー・カルチャー=低級文化。被支配者層の文化 ポピュラー・カルチャー=民衆文化。近代に限らない。 マス・カルチャー=大衆文化。多くの人達のために大量に作られる文化。複製技術を前提にする。 ポップ・カルチャー=ポピュラー・カルチャーと同義にも用いられることもあるが、つかの間の流行といった意味も持つ。 サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。 カウンター・カルチャー=対抗文化。ドミナント・カルチャーに対して反抗するような性格を持つ。
2021-11-15 芸術学特論 第8回 21芸術学特論2 講義 ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット 写真集『自然の鉛筆 Pencil of Nature』(1844-46) https://www.metmuseum.org/art/collection/search/267022 The Project Gutenberg EBook of The Pencil of Nature by William Henry Fox Talbot 自然の鉛筆 | BOOK | Masakazu Onishi Design 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:新刊紹介:『自然の鉛筆』 写真と複数性 複製技術=再生産(reproduction)と複数生産(multiple) ネガ=ポジ法とは:版画・印刷・印画(プリント・カルチャー) 湿式コロディオン法(ガラス・ネガ)と鶏卵紙(アルビュメン・プリント) Making A Wet Plate Collodion Portrait - YouTube Making & Printing A Wet Plate Collodion Negative - YouTube Wet Plate Collodion: Making Albumen for Printing - YouTube ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』などに所収) 芸術作品=「いま・ここ」の一回性→「アウラ(霊気)」の根源 礼拝的価値から展示的価値へ 機械的に複製された芸術作品(写真/録音)=いつでも・どこでも→アウラの喪失 写真と痕跡 アイコン=インデックス的記号としての写真――パース アイコン的記号/インデックス的記号/シンボル的記号(C・S・パースによる記号の三分類) インデックス的記号=対象物との物理的因果関係に基づく記号 写真、特にスナップ写真は非常に有益である。というのは、それらが表意している対象にある点でまったくよく似ているということをわれわれが知っているからである。しかしこの類似性というのは、写真が一点一点物理的に自然と対応するよう強いられるという状況のもとで作られたという事実によるものである。そういう点で、それらは記号の第二のクラスつまり物理的結合による記号のクラスに属する。(チャールズ・サンダース・パース『記号学 (パース著作集)』、内田種臣訳、勁草書房、1986) アイコン→メタファー(隠喩)、インデックス→メトニミー(換喩) 瀬戸賢一『メタファー思考 (講談社現代新書)』 呪術の二類型 類感呪術=「似たものは似たものを生み出す」 「類似の法則」=アイコン的、メタファー的な関係 感染呪術=「かつてお互いに接触していたものは、その後、物理的な接触を持たなくなったのちも、引き続きある距離を置きながら互いに作用しあう」 「接触の法則」=インデックス的、メトニミー的な関係 サー・ジョージ・ジェームズ・フレーザー『図説 金枝篇』 写真イメージの存在論――バザン そこ〔絵画〕に人間が介在するということが、画像の上に疑惑の影をいつまでも投じていた。〔……〕絵画と比べての写真の独自性は、その本質的な客観性にある。〔……〕最初の事物とその表現の間にもう一つの事物〔カメラないしはレンズ〕以外は何一つ介在しないというのは、これがはじめてのことだった。厳密な決定論に従えば、外部世界の像が人間の創造的干渉なしに自動的に形成されるというのは、これが初めてのことだった。〔……〕写真は、〔……〕《自然現象》としてわれわれに働きかけるのである。〔……〕写真は、事物からその再現物への実在性の移動によって利益を得ている。〔……〕写真の映像も、ピントが外れてぼやけたり、形が歪んだり、色が変化したり、資料的価値がなかったりすることがあるかもしれないが、その生まれてくる過程を考えれば、それはやはりモデルの本体から生じてきたものなのである。写真の映像は、モデルそのものなのである。 デス・マスクの型取りもまた、再現の過程での一種の自動性を示している。この意味では、写真を、光という代理人による事物の型取りと見なすこともできるだろう。(アンドレ・バザン『映画とは何か(上) (岩波文庫)』)
2021-11-12 英書講読 第7回 21英書講読 講読 六書(象形・指事・会意・形声・転注・仮借)について│旅する応用言語学 説文解字とは - コトバンク 漢字考古学の道 漢字の由来と成り立ちから人間社会の歴史を遡る: 「犬」:漢字の起源と由来 奻の書き方や読み方 Weblio辞書
2021-11-11 デザイン論特講 第6回 21デザイン論特講 展覧会紹介 京都と建築/デザイン モダン建築の京都 | 京都市京セラ美術館 公式ウェブサイト 2021年度企画展 「増田友也の建築世界──アーカイブズにみる思索の軌跡」 – 京都大学総合博物館 京都国立近代美術館 | 上野リチ展 上野伊三郎+リチ コレクション展 ウィーンから京都へ、建築から工芸へ I. 上野伊三郎・リチのウィーン|京都国立近代美術館 講義 「文化」とはなにか? 意味とコンテクスト:「石」を例にして 石×鉱物学研究室=鉱物標本 石×露地(茶の湯)=関守石(留石) 石×現代美術館=アート作品 アーサー・ダントー「アートワールド」(『分析美学基本論文集』) 石×床の間(弄石趣味)=水石 日本水石協会 Facebook つげ義春「無能の人」1985~86年(『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』) 竹中直人監督『無能の人 [DVD]』 モノと分類学 ミシェル・フーコー『言葉と物―人文科学の考古学』 日本水石協会 - 水石について つげ義春「無能の人」1985~86年(『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』) 【漫画】つげ義春「日本の前衛漫画作家の代表格」 - Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典・データベース 竹中直人監督『無能の人』 映画「無能の人」劇場予告 さまざまな「カルチャー」 ハイ・カルチャー=高級文化 ドミナント・カルチャー=ある共同体の主流を占める文化。しばしばハイ・カルチャーと同義だが、対義語はサブカルチャーになる。 ロー・カルチャー=低級文化。被支配者層の文化 ポピュラー・カルチャー=民衆文化。近代に限らない。 マス・カルチャー=大衆文化。多くの人達のために大量に作られる文化。複製技術を前提にする。 ポップ・カルチャー=ポピュラー・カルチャーと同義にも用いられることもあるが、つかの間の流行といった意味も持つ。 サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。
2021-11-08 芸術学特論2 第7回 21芸術学特論2 最近のお仕事 「撮り鉄」とはどんな人たちなのか…雑誌編集部は「アンタッチャブルな領域」、鉄道各社は意外な反応 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン http://www.kyoto-seika.ac.jp/researchlab/wp/wp-content/uploads/kiyo/pdf-data/no39/satow_morihiro.pdf 日本映像学会写真研究会|最新情報 https://www.nmao.go.jp/events/event/takano_ryudai/ 鷹野隆大を徹底解剖!大規模個展「毎日写真1999-2021」から写真の本質と可能性を紐解く | ARTICLES | IMA ONLINE 講義 ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット Henry Fox Talbot - Wikipedia The Fox Talbot Museum at Lacock | National Trust Google マップ https://www.metmuseum.org/toah/hd/tlbt/hd_tlbt.htm Sun pictures: Henry Fox Talbot and the first photographs · SFMOMA フォトジェニック・ドローイングとダイレクト・プロセス カロタイプ(紙ネガ)とソルテッド・ペーパー印画 Calotype Paper Photographic Process - YouTube 写真集『自然の鉛筆 Pencil of Nature』(1844-46) 『自然の鉛筆』 自然の鉛筆 | BOOK | Masakazu Onishi Design 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:新刊紹介:『自然の鉛筆』 Geoffrey Batchen, William Henry Fox Talbot (55s) 写真と複数性 複製技術=再生産(reproduction)と複数生産(multiple) ネガ=ポジ法とは:版画・印刷・印画(プリント・カルチャー) 湿式コロディオン法(ガラス・ネガ)と鶏卵紙(アルビュメン・プリント) Making A Wet Plate Collodion Portrait - YouTube Making & Printing A Wet Plate Collodion Negative - YouTube Wet Plate Collodion: Making Albumen for Printing - YouTube ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』などに所収)
2021-11-06 美学芸術学実地演習I 第5回 講演 展覧会見学 SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 デザインはサバイブできるか ※gggより巡回 | dddギャラリー ddd「SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 デザインはサバイブできるか」展覧会解説動画 アクセス | dddギャラリー Google マップ 展覧会/事前講義関連資料 石岡瑛子 | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO 石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか | 小学館 石岡瑛子と写真、その先鋭的な広告クリエイティブの世界 | ARTICLES | IMA ONLINE 時代を超えて響くクリエイターの声。コムアイが見た石岡瑛子展|美術手帖 SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか | ギンザ・グラフィック・ギャラリー 石岡瑛子 | NHK人物録 | NHKアーカイブス フェミニズム以前の日本を駆け抜けた、石岡瑛子という「強い女性」の素顔(砂田 明子) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) ポスター|収蔵品のご紹介|資生堂 企業資料館 | 資生堂グループ企業情報サイト 渋谷パルコとカルチャー史 By 宇川直宏(1) レポート課題 「石岡瑛子 デザインはサバイブできるか」展を見た中で、興味を惹かれた展示作品を一点選び、その作品が、どのような対象をどのように表しているかを記述した上で、それを分析し、その魅力を述べよ。 ただし、この映像で取り上げたポスター作品——「太陽に愛されよう」「鶯は誰にも媚びず…」「裸になるな。…」「時代の心臓を…」——を取り上げる場合は、映像内で担当教員が指摘していること以外の点にも言及し、分析すること(同一シリーズの別ヴァージョンなら指摘を応用するのもアリ)。 字数:1200字程度 とりあげた作品の写真をレポートに必ず添付すること ただし「ヒロシマ・アピールズ」は撮影禁止なので、その場合は文章で記述すること
2021-11-05 基礎演習 第6回 21演習 講義 論文を読んで「レジュメを切る」 第20回 レジュメ | 10分でわかるカタカナ語(三省堂編修所) | 三省堂 ことばのコラム 立教大学 大学教育開発・支援センター「レジュメの作り方(PDF)」 口頭発表(プレゼンテーション)について 原稿を用意する 時間の目安:発表分数×0.7(読む速度によって増減)×400字 5〜10分発表なら1400〜2800字程度 プレゼンテーション・ソフトを使う 「スライド」とは? 幻灯機 - Wikipedia スライド (写真) - Wikipedia プレゼンテーションソフトウェア - Wikipedia PowerPoint Keynote スライド・ショー、PDF、HTMLなど スライド作り「メソッド」の数々 初期研修医のための学会スライドのキホン 伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン 高橋メソッド 本も出てます→高橋征義『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』 AgileNewsFlash: 【情報】プレゼンには欠かせない「XXメソッド」あれこれ スーパー・ササダンゴ・マシンさんに聞く! 周りを引き込むパワポの作り方 | フロムエーしよ!! ペリーがパワポで提案書を持ってきたら(デジタルリマスター版) :: デイリーポータルZ 悪い例=役所の「ポンチ絵」 お役所的ポンチ絵の不思議 - 「つくる」と「つかう」の考え方 「記述」description 表象的な研究対象の場合、記述とは、「何を」「どのように」表しているのかを言語化することによって筆者の解釈に読者をいざなうこと 基礎演習での口頭発表について 研究したい(あるいは興味を持っている)対象を選び、それを記述する その対象について書かれた学術論文や文献を紹介する その対象の魅力/興味深い点を紹介する 作品タイトルの書き方 作者名《作品の題名》制作年、メディア、サイズ、現存地、所蔵者(出典) 学術論文の書き方(佐藤守弘)
2021-11-05 英書講読 第6回 21英書講読 講読 発音ガイド Forvo。世界中のあらゆる言葉をネイティブスピーカーの発音で 字統 - Wikipedia 國 - ウィクショナリー日本語版 「国」という漢字はどういう成り立ちでしょうか。またいつごろから旧字体の「國」に代わって使用されているのでしょうか。|漢字文化資料館 第4回「国」と「國」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム 六書(象形・指事・会意・形声・転注・仮借)について│旅する応用言語学 説文解字とは - コトバンク 漢字考古学の道 漢字の由来と成り立ちから人間社会の歴史を遡る: 「犬」:漢字の起源と由来
2021-11-04 デザイン論特講3 第5回 21デザイン論特講 展覧会紹介 SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 デザインはサバイブできるか ※gggより巡回 | dddギャラリー 講義 文化概念の変容 古典的定義=「教養」としての文化 人類学的定義=「生活の仕方の全体」 「意味の共有」としての文化=文化論的転回 レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』 柳父章『文化 (一語の辞典)』 『翻訳語成立事情 (岩波新書 黄版 189)』もおすすめ 西川長夫「文化と文明ーーその起源と変容」(『〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー)』) イメージ/モノ/コトバとコンテクスト 単純化して言うなら、文化とは「共有された意味shared meaning」に関わるものである。そもそも言語は、とりあえず「意味を生みだす/理解するmake sense」——すなわち意味が生成produceされ、交換される——ことにおいて特権化された媒体mediumである。 私たちが同一の言語に等しく通じているときにのみ、意味は共有される。したがって、言語こそが意味と文化の中心を占めるものであり、文化的な価値や意味をつねに貯える重要な場所と見なされているのである。 人文科学や社会科学——特にカルチュラル・スタディーズや文化の社会学——において、「文化論的転回cultural turn」と呼ばれるようになってきたものは、文化の定義において意味meaningの重要さを強調する。文化とは、モノthings——小説や絵画、テレビ番組やマンガなど——の集合体であるだけでなく、プロセス、すなわち実践practiceの集合体でもあると論じられる。第一義的に、文化とは、社会や集団の構成員間における意味の生成と交換——すなわち「意味の贈答」——に関するものである。二人の人が同じ文化に属するということは、二人が世界を大まかに同じように解釈していて、彼女/彼ら自身のことや、世界に対する考えや感情を、お互いが理解しあえるような仕方で、表現することができるということである。したがって文化とは、自らの周りに起こることを意味あるように解釈し、おおまかに似たかたちで世界を「理解する=意味を作る〔make sense〕」参加者に依存するものなのである。 文化的な実践を強調することは、重要なことである。ある文化の参加者こそが、人やモノや出来事に意味を与えるのである。モノは「それ自身の中」に、単一の、固定した、不変の意味を具えることは、あったとしてもほとんどない。石のように明白に見えるものでも、それは石であったり、境界のしるしであったり、彫刻であったりするであろう。それは、それが何を意味するのか、すなわち、ある特定の使用のコンテクスト、哲学者がさまざまな「言語ゲーム」(つまり境界線の言語、彫刻の言語など)と呼ぶものに依る。私たちがものを使うこと、私たちがものについて語り、考え、感じること——私たちがものを表象すること——こそが、私たちがものに意味を与えるということなのである。部分的には、私たちはモノ、人、出来事に、私たち自身の解釈の枠組みによって、意味を与える。 スチュアート・ホール編『リプレゼンテーション――文化的表象と意味作用の実践』(Stuart Hall, ed., Representation: Cultural Representations and Signifying Practices, London: Sage/ Open University, 1997) (Representation: Cultural Representations and Signifying Practices (Culture, Media and Identities series)) 意味とコンテクスト:「石」を例にして 石×鉱物学研究室=鉱物標本 石×露地(茶の湯)=関守石(留石) 石×現代美術館=アート作品 アーサー・ダントー「アートワールド」(『分析美学基本論文集』) 石×床の間(弄石趣味)=水石 日本水石協会 Facebook つげ義春「無能の人」1985~86年(『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』) 竹中直人監督『無能の人 [DVD]』 モノと分類学 ミシェル・フーコー『言葉と物―人文科学の考古学』
2021-11-01 芸術学特論2 第6回 21芸術学特論2 講義 本の紹介 ジル・モラ『写真のキーワード―技術・表現・歴史』 写真術の「発明」 ニセフォール・ニエプスとエリオグラフィ 版画の複製から「最初の写真」へ The Niépce Heliograph ユダヤ瀝青 Bitumen of Judea - Wikipedia ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールとダゲレオタイプ 銀板の輝きと一点性 物質性と触覚 ダゲールによる写真の発明について(当時の新聞記事) ジオラマの著名な画家であるダゲール氏によってなされた重要な発見について。この発見は驚異のように思われる。そしてもしも立証されるならば意匠芸術において革命となる見込みがある。 ダゲール氏はカメラオブスキュラの後部に描き出されている像を定着させる方法を発見した。それゆえ、これらの像は物体の一時的な反映ではなくて、それらの固定した持続的な刻印である。そしてそれは絵画あるいは版画のようにそれらの物体の現場から移され得る。 わが読者に、カメラオブスキュラによつて描かれた自然像の忠実度を想像せしめ、かつそれに対して光の階調、濃淡および中間調をもって、この像を固定させる太陽光線の作用をそれに付け加えさせるならば、読者はそれを見ることによって、ダゲール氏がわれわれの好奇心を満足させた美しい意匠を理解するにいたるであろう。 生命なき自然、建築は、ダゲール氏が彼自身の名前にちなんで呼ぶことを意図している器具ダゲレオタイプの勝利である。 ダゲールは磨かれた金属板を処理した。そして3分間で『自然のみがその作品に与えられる真実をもって与えられた』パリの並木道やセーヌ川の眺望を生み出すことができた。(1839年1月6日「ガゼット・ドゥ・フランス」紙より) ダゲレオタイプについての映像 The Daguerreotype - Photographic Processes Series - Chapter 2 of 12 - YouTube Daguerreotip - Daguerreotype. Museu del Cinema - YouTube Daguerreotype Cases - A Mini-Guide for Collectors (Adele Kenny) - YouTube さまざまなダゲレオタイプ Results | Advanced Search Objects | George Eastman Museum The Collection | MoMA https://www.metmuseum.org/art/collection/search#!?q=daguerreotype ダゲレオタイプを扱った作品 鳩山郁子『ダゲレオタイピスト―銀板写真師』 映画『ダゲレオタイプの女』公式サイト 『ピアノ・レッスン [DVD]』 IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展+国際シンポジウム – IO-2: Contemporary Daguerreotype Exhibition & Symposium 国際オンラインシンポジウム – IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展+国際シンポジウム TAKASHI ARAI STUDIO – Takashi Arai is a Japanese visual artist based in Yokohama. 新井卓/第五福竜丸の多焦点モニュメントの制作プロセス on Vimeo Artwork of Binh Danh Greeting 廉価版ダゲレオタイプ →ティンタイプ、アンブロタイプ America and the Tintype
2021-10-29 基礎演習 第5回 21演習 講義 論文を読んで「レジュメを切る」 第20回 レジュメ | 10分でわかるカタカナ語(三省堂編修所) | 三省堂 ことばのコラム 立教大学 大学教育開発・支援センター「レジュメの作り方(PDF)」 口頭発表(プレゼンテーション)について 原稿を用意する 時間の目安:発表分数×0.7(読む速度によって増減)×400字 5〜10分発表なら1400〜2800字程度 プレゼンテーション・ソフトを使う 「スライド」とは? 幻灯機 - Wikipedia スライド (写真) - Wikipedia プレゼンテーションソフトウェア - Wikipedia PowerPoint Keynote スライド・ショー、PDF、HTMLなど スライド作り「メソッド」の数々 初期研修医のための学会スライドのキホン 伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン 高橋メソッド 本も出てます→高橋征義『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』 AgileNewsFlash: 【情報】プレゼンには欠かせない「XXメソッド」あれこれ スーパー・ササダンゴ・マシンさんに聞く! 周りを引き込むパワポの作り方 | フロムエーしよ!! ペリーがパワポで提案書を持ってきたら(デジタルリマスター版) :: デイリーポータルZ 悪い例=役所の「ポンチ絵」 お役所的ポンチ絵の不思議 - 「つくる」と「つかう」の考え方 「記述」description 表象的な研究対象の場合、記述とは、「何を」「どのように」表しているのかを言語化することによって筆者の解釈に読者をいざなうこと 基礎演習での口頭発表について 研究したい(あるいは興味を持っている)対象を選び、それを記述する その対象について書かれた学術論文や文献を紹介する その対象の魅力/興味深い点を紹介する