2017-01-01から1年間の記事一覧

芸術学A 最終回

レポートについて レポート課題:任意のイメージ(絵画、写真、イラスト、マンガなどの静止画)を一点採り上げ、そのイメージの魅力について論述する。 マンガ、絵本などは、本全体を扱うのではなくて、最大見開き1ページまで(ひと目で見られるまでの範囲…

視覚文化論 第14回

レポート ●レポートテーマ:任意の広告イメージを一点選び、その広告が「何を」「どのように」表しているかを精密に記述した上で、記号論や文化論など講義の内容に則して論述する。 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で…

芸術学A 第14回

レポート課題:任意のイメージ(絵画、写真、イラスト、マンガなどの静止画)を一点採り上げ、そのイメージの魅力について論述する。 マンガ、絵本などは、本全体を扱うのではなくて、最大見開き1ページまで(ひと目で見られるまでの範囲)を分析すること。…

視覚文化論 第13回(補講)

講義 鉄道と観光と広告 クリスマス・エクスプレスの頃 そうだ 京都、行こう http://souda-kyoto.jp/campaign/archives.html 『そうだ京都、行こう。 (淡交ムック)』 70年代の京都イメージ 傷心女性のひとり旅 「ディスカバージャパン」からアンノン族へ 藤岡…

芸術学A 第13回(補講)

講義 近代における「芸術」概念 「〔19世紀以来の近代資本主義の文化的表現〕では、制度や慣習がどうであれ、私は自分をこのように表現するという、近代的な主体の表現としての芸術が目指される。〔…〕それにあたって、〔…〕絵画は絵画に固有のランゲージ、…

視覚文化論 第12回

告知 来週18日(火)1講時に補講をします。20日(木)1講時も通常どおり講義はあります。 展覧会/イヴェント ニュー・ファンタスマゴリア――スライドショー新世紀|イベントアーカイブ|京都芸術センター 《トーク》「スライドショーの歴史と可能性―写真と音…

芸術学A 第12回

告知 来週18日(火)2講時に補講をします。19日(水)2講時も通常どうり講義はあります。 展覧会/イヴェント ニュー・ファンタスマゴリア――スライドショー新世紀|イベントアーカイブ|京都芸術センター 《トーク》「スライドショーの歴史と可能性―写真と音…

視覚文化論 第11回

講義 リトアニアと路上 世界記号学会:Roundtable: Semiotics of Pop Culture in the 21st Century Japan Street Observation Movements in Japanese Popular Culture: Strolling, Observing, Collecting and Categorizing

芸術学A 第11回

講義 絵画と表象システム イコノグラフィとイコノロジー イコノグラフィ=内容の研究(様式史=形式の研究) イコノロジー(図像解釈学)=絵画や彫刻などの芸術作品を読み解くことによりその背後にある意味内容と歴史的意識を探求していく研究方法。 イコノ…

視覚文化論 第10回

休講告知 来週の芸術学は、私が海外での国際学会に参加するため休講です。補講は7月18日(火)1講時にL101で行います。 Account Suspended 講義 〈建築〉の外へ ― 路上・ヴァナキュラー・物質文化 建築研究者であり、「考現学」を唱導した今和次郎(1988〜19…

芸術学A 第10回

休講告知 来週の芸術学は、私が海外での国際学会に参加するため休講です。補講については、また指示します。 Account Suspended 講義 絵画と表象システム:幾何学的遠近法 遠近法=二次元の画面上で、三次元(空間)を表す「さまざま」な仕方:一つではない …

視覚文化論 第9回

講義 広告という視覚文化 「欲求desire」と「欲望need」のちがい 「欲求は満足することができる。でも欲望は、決して満足しない。そして人間の活動は、そのほとんどがこうした「満たされない欲望」のうえに成立している。僕たちは自分の抱えた欲望を、そのつ…

芸術学A 第9回

講義 物語映画のヴィジュアル・リテラシー 長回し 溝口健二監督『雨月物語 [DVD]』 雨月物語 (映画) - Wikipedia YouTube(2:49/1:20:30) ディープ・フォーカス=空間的モンタージュ オーソン・ウェルズ監督『市民ケーン [DVD]』 市民ケーン - Wikipedia D…

視覚文化論 第8回

講義 ロラン・バルトと文化記号学 神話学:外示(デノテーション)と共示(コノテーション) ロラン・バルト『現代社会の神話―1957 (ロラン・バルト著作集 3)』 「私は理髪店にいて『パリ・マッチ』誌を一冊、手渡される。その表紙には、フランスの軍服を着…

芸術学A 第8回

講義 物語映画のヴィジュアル・リテラシー 映画と「モンタージュ」=編集 セルゲイ・エイゼンシュテイン(監督)『戦艦ポチョムキン【淀川長治解説映像付き】 [DVD]』 YouTube(4:35) ジガ・ヴェルトフ(監督)『マイケル・ナイマン カメラを持った男 [DVD]…

視覚文化論 第7回

展覧会紹介 平成29年度 第1回コレクション展 | 京都国立近代美術館 戦後ドイツの映画ポスター | 京都国立近代美術館 キュレトリアル・スタディズ12: 泉/Fountain 1917−2017 杉浦非水 ―モダンデザインの先駆者― | 過去の展覧会 - 京都 細見美術館 文化施設の…

芸術学A 第7回

展覧会紹介 平成29年度 第1回コレクション展 | 京都国立近代美術館 戦後ドイツの映画ポスター | 京都国立近代美術館 キュレトリアル・スタディズ12: 泉/Fountain 1917−2017 杉浦非水 ―モダンデザインの先駆者― | 過去の展覧会 - 京都 細見美術館 文化施設の…

デザイン理論特講 第7回

講義 デザインと「ヴァナキュラー」 Vernacular - Wikipedia 今福龍太『クレオール主義 (ちくま学芸文庫)』 ヴァナキュラー・タイポグラフィ 佐藤修悦と修悦体 警備員がガムテープで作ったオリジナル書体 | BIRD YARD 新宿駅の「ガムテープ案内表示」を作り…

視覚文化論 第6回

講義 ソシュールと記号学 ランガージュ/ラング/パロール シニフィアン(記号表現=意味するもの)とシニフィエ(記号内容=意味されるもの) 言語記号の恣意性 恣意的記号と有契的記号の差→シンボル的記号vsアイコン的記号/インデックス的記号 世界を分節…

芸術学A 第6回

講義 マンガのリテラシー(2) マンガのレヴェル構成:作品全体→見開きページ→コマ コマを読む方向:絵画の右と左 ショットとリヴァース・ショット 参考:映画における編集 ウェブとマンガ ムライ「鳥の眼」電脳マヴォ:ムライ作品集 トリコの本棚 鳥の眼/ム…

デザイン理論特講 第6回

講義 デザインと「ヴァナキュラー」 Vernacular - Wikipedia 今福龍太『クレオール主義 (ちくま学芸文庫)』 ヴァナキュラー・タイポグラフィ 佐藤修悦と修悦体 警備員がガムテープで作ったオリジナル書体 | BIRD YARD 新宿駅の「ガムテープ案内表示」を作り…

視覚文化論 第5回

講義 イメージ/モノ/コトバとコンテクスト 意味とコンテクスト:「石」を例にして 石×鉱物学研究室=鉱物標本 石×露地(茶の湯)=関守石(留石) 石×現代美術館=アート作品 アーサー・ダントー「アートワールド」(『分析美学基本論文集』) 石×床の間(…

本日のオフィスアワーはありません

個人研究費報告会に出席のため

芸術学A 第5回

講義 マンガのリテラシー(1) マンガのレヴェル構成:作品全体→見開きページ→コマ コマの構成要素:イメージ・記号・テクスト 形喩、音喩、吹き出しとセリフ 参照:マンガの中の外国語:「のだめカンタービレ」の場合: 漫棚通信ブログ版 コマの統語法 コマ…

デザイン理論特講 第5回

講義 視覚文化論とは? ――記号/表象/文化 視覚文化 Visual Culture 聴覚文化 Auditory Culture 物質文化 Material Culture 複製技術とは 機械的複製技術(Mechanical Reproduction) 1839:写真術(ダゲールによるダゲレオタイプ) 1841:ネガ=ポジ法(トル…

視覚文化論 第4回

告知 増田展大『科学者の網膜』出版記念トーク「19世紀末の科学者は写真に何を見ていたのか?」佐藤守弘×門林岳史×増田展大 5月13日(土)16時〜、於・京都MEDIA SHOP(河原町三条辺り) 講義 イメージ/モノ/コトバとコンテクスト 意味とコンテクスト:「…

芸術学A 第4回

告知 増田展大『科学者の網膜』出版記念トーク「19世紀末の科学者は写真に何を見ていたのか?」佐藤守弘×門林岳史×増田展大 5月13日(土)16時〜、於・京都MEDIA SHOP(河原町三条辺り) 講義 コミュニケーションの図式 ロマーン・ヤーコブソン「言語学と詩…

デザイン理論特講 第4回

告知 増田展大『科学者の網膜』出版記念トーク「19世紀末の科学者は写真に何を見ていたのか?」佐藤守弘×門林岳史×増田展大 5月13日(土)16時〜、於・京都MEDIA SHOP(河原町三条辺り) 講義 視覚文化論とは? ――記号/表象/文化 視覚文化 Visual Culture …

視覚文化論 第3回

講義 文化概念の変容 古典的定義=「教養」としての文化 人類学的定義=「生活の仕方の全体」 「意味の共有」としての文化=文化論的転回 モッド・サブカルチャー モッズ - Wikipedia Skinhead - Wikipedia サブカルチャーの終焉と文化遺産化 クール・ブリタ…

告知

本日のオフィスアワーはお休みです。


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


はてなダイアリーのサービス終了のため、講義情報ページをはてなブログに移行しました。以前の記事にアクセスすると、ここに自動的にリダイレクトされるようにしています。

19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

前学期までの講義情報総合情報シラバス